家畜糞尿や食品残渣などの有機性廃棄物を微生物の働きによって発酵させ、メタンを含んだバイオガスを生成します。そのバイオガスをガスボイラーやガスエンジン発電機の燃料として利用し、熱や電気などのエネルギーを生み出す施設です。
また、バイオガスを精製すると、ガス販売や車両燃料として利用できます。
(小型湿式タイプ)
発生したバイオガスの圧力を利用して槽内を攪拌する無動力方式です。
(基本的にはガス圧により攪拌しますが、補助用/非常用に攪拌機も装備します。)
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無動力攪拌のため省電カ
メンテナンスコストの低減 -
シンプルな構造のためトラブルが少ない
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固形物濃度10%以下で運用
(原料によっては破砕、希釈等が必要) -
原料はポンプ等で自動投入
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ガスホルダーは発酵槽上部に設置するため省スペース
- 原料の投入・搬出が自動!
- 発酵効率が乾式よりも優れる!
- 乾式と比較して省スペース!
◆固定価格買取制度(FIT制度)
◆認定施設発酵槽容量:800㎡
◆ガスエンジン発電機94kW
◆小規模施設向けのコンテナ構造で10kWhからの発電が可能
緊急時の非常用電源として利用できる
◆40ftコンテナを連結して拡張することも可能
(1基につき食品残渣3t/日の投入)
◆コンテナ設置が主となるため工期も短く導入する事が可能
◆ガスホルダーは発酵槽上部に設置するため省スペース
◆固形物濃度30%程度で運用
◆発酵槽がガレージのような構造になっており、ホイールローダー等で原料を投入します
◆発酵槽内に攪拌動力が無くシンプルな構造
- 原料の前処理がほぼ不要!
- 消化液が排出されない!
- 万が一トラブル時でも復旧が容易
当社は世界40ヵ国以上で4000台を超える納入実績を持つ、チェコ最大手コージェネメーカーTEDOM社とパートナー契約を結んでおります。現地でトレーニングを受けライセンスを取得していますので、自社エンジニアにて定期的なメンテナンスやトラブル対応等のアフターサービスを行います。
また、オプションとしてオンライン遠隔監視システムを搭載することも可能です。
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小型タイプ(~50kW)
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中型タイプ(50~500kW)
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大型タイプ(600~1,000kW)